北日本は断続的に雪で新潟は初雪 北陸から山陰は雷雨や霰に注意

2023年12月1日(金)10時45分 ウェザーニュース

2023/12/01 10:29 ウェザーニュース

12月スタートの今日1日(金)の日本付近は冬型の気圧配置が続いています。北日本は断続的に雪が降り、新潟では初雪を観測しました。午後にかけては北日本で積雪増加、北陸から山陰では雷雨や霰(あられ)に注意が必要です。

局地的に短時間で積雪増加

今日も日本付近は冬型で、平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、東北南部や山陰付近まで覆ってきました。新潟市では今朝、初雪となり平年よりは5日遅く、昨年よりは1日遅い観測です。
北海道、東北の内陸部では局地的に雪が強まっていて、6〜9時までの3時間で北海道沼田町・石狩沼田は13cm、美唄市で10cm、青森市で6cmの新たな雪が積もりました。今シーズン全国で初めて積雪が1mを突破した北海道幌加内町では10時の時点で105cmとなっています。

午後は北陸から山陰周辺で雲が発達

冬型の気圧配置は午後も継続し、北日本の内陸部では雪の降りやすい状況が続く見込みです。局地的には1時間に5cm前後の強い雪が降って、路面状況が悪化したり、視界が悪くなることがありますので、特に車の運転中は十分に注意をしてください。
また、上空の気圧の谷が近づく影響で、日本海に形成されているJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の周辺では雲が発達する見通しです。北陸から近畿北部、山陰にかけては活発な雲が通過して、雷を伴った強い雨や霰(あられ)、突風などのおそれがあります。
今夜遅くにかけて雲の発達しやすい状況が続きますので、落雷や霰が積もることによるスリップなどに注意が必要です。
また、JPCZの延長線上に当たる関東なども午後は雲が厚みを増し、所々でにわか雨がありそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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