名古屋大学発ベンチャー「株式会社メイボックス」、新しい遠隔医療のカタチ”Meibox-メイボックス-”を展開

2025年5月27日(火)11時48分 PR TIMES

遠隔診療ボックスで実現する"新しい予防"と"医療の扉"

 株式会社メイボックス(本社:愛知県名古屋市中村区 代表取締役会長:近藤康明、取締役社長:大山慎太郎)は、2025年4月に名古屋大学発ベンチャー企業の称号を授与されました。

名古屋大学発ベンチャー企業制度は、大学の知的財産を活用し、社会に貢献することを目的とした企業に対して授与されるものです。
詳細については、名古屋大学発ベンチャー企業制度の公式ページをご覧ください。
https://www.aip.nagoya-u.ac.jp/venture/entrepreneurship/nu-venture
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 株式会社メイボックスが展開する「Meibox」(以下メイボックス)は、職域・地域を通じての健康増進と予防医療にも繋がる長期的な健康管理に活用できる遠隔診療専用ボックスです。

すでに超高齢化社会が進み”健康”や”予防”が注目され、健康経営への関心は高まる一方、企業は多忙な従業員が定期的な通院や専門医への相談時間を確保するのは容易ではありません。
メンタルヘルスの問題も増加しており、相談しやすい環境づくりが求められています。
「休みをとって病院を受診」ではなく、空き時間を利用して社内の診療ブースで受診できるようにすることで福利厚生を充実させることができます。

 また地域医療では、へき地や離島における医師不足、高齢者の通院困難、地域医療体制の維持は重要な課題です。住民が安心して暮らせる環境を提供するためには、場所に依存しない医療アクセスの確保が不可欠となります。しかしながら非常勤医師に定期的に診療に来ていただくのは経済的に大きな負担です。また疾患が専門的であればあるほど診察に結び付くことが困難となります。
公民館や集合住宅地、商業施設などに設置したメイボックス診療ブースで、医療機器を用いた診断や治療を行うことができれば、住民サービスとしても効率性と満足度の高い医療を提供可能となります。

 これまでの遠隔診療は、主にスマートフォンのビデオ通話を用いた簡易的なものが中心で、「対面診療の下位互換」と捉えられがちでした。しかし、私たちが目指すのは、遠隔診療ならではの良さを生かした、その先にある「新しい医療インフラ」です。将来的には、ウェアラブルデバイスや家庭用検査キットとの連携も進み、個々人の健康データに基づいた、よりパーソナライズされた予防医療や健康アドバイスが可能になるでしょう。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160073/2/160073-2-f87551d37a393dc09397bd0bd02e1c1a-265x356.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

メイボックスが描く、”新しい遠隔医療のカタチ”

 メイボックスでは、安定した照明条件とスマートフォンだけでは接続が難しい中型・高度な医療機器と連携可能な、独自のオールインワン遠隔診療システムの研究開発を進めています。
ソフトウェア医療機器(SaMD)や、持ち運び可能なスマート医療機器などの高度なデバイスと連携し、問診・視診・聴診・触診を可能にすることで、診療以降の医療フローを可能にします。

目指すのは、単なる「オンライン相談」ではありません。
専門性の高い機器を組み込んだ診療ブースを「Ready to Go(すぐに使える)」の状態で提供します。これにより、遠隔地にいながらにして、専門医による高度な”診察”や”検査”を受けることを可能にします。

さらに、患者さんの「わからない」を解消し、治療への主体的な参加を促すための独自システム「メイボックスシステム」も開発しています。これは、診察中の医師の説明に含まれる専門用語をリアルタイムで解説したり、説明内容を要約して図式化したりする機能を備えたビデオシステムです。これにより、患者さんは自身の状態をより深く理解し、納得感を持って治療に臨むことができます。
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メイボックスの特徴

1.高いプライバシー性と理想的な診療環境
 周囲の目を気にせず、安心して相談・診察を受けられる個室空間を提供。
2.空調設備付きの防音快適空間
 安定した照明条件と独自の空調設備による快適空間でオフィス、公共施設など様々な場所への設置が
 可能。
3.外部機器連携による検査の実施
 遠隔操作可能な眼科用スリットランプ(細隙灯顕微鏡)、名古屋大学発のシーズ技術である「遠隔触 
 診デバイス」、琉球大学と共同開発を進める「遠隔皮膚科診療用デバイス」など、スマートフォンだ
 けでは接続困難な医療機器との連携を前提とした設計。
4.システム連携によるスマートな患者体験
 現役医師の大山が中心となり開発した、実際の診療ニーズに基づいたシステム設計。
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株式会社メイボックスは、現代そして未来の社会問題を解決するだけでなく、より利便性が高く分かりやすい環境を整備することで、健康寿命延伸に貢献します。
この社会を実現するために、パートナー企業と連携しています。
【パートナー企業】
・医療法人五一六五 ナゴヤガーデンクリニック
クラウドシステムカルテのナゴヤガーデンクリニックと業務提携を行うことで、多くの診療科の診察がオンラインで可能。
(診察可能診療科)
一般内科・循環器内科・腎臓内科・消化器内科・脳神経内科・呼吸器内科・心療内科・糖尿病、内分泌内科・脳神経外科・頭痛外来・整形外科・リハビリ科・乳腺、内分泌内科・形成外科・眼科・小児科・耳鼻咽喉科・婦人科・皮膚科・泌尿器科・総合診療科
・株式会社フラッグス
メイボックス販売総代理店。
遠隔診療事業だけでなく、地域や職域の健康事業として調剤薬局の運営や企業の健康経営サポートなど予防事業を展開。
健康づくりにおける様々なコンテンツにより、企業や自治体、個人の方の健康に寄り添うサービスを提供。
・株式会社オリバー
安定した照明・環境条件と医療機器連携により各種検査を安定的に可能にするだけでなく、業務フローを容易にする遠隔診療専用設備の提供。
・ニプロ株式会社
 Bluetooth通信技術を活用し、ご要望にあわせて医療機器を設定することが可能。
(設置機器イメージ)
自己検査用グルコース測定器・医用電子血圧計・モバイルエコー・スパイロメーター・デジタル聴診器・皮膚赤外線体温計・パルスオキシメーター

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【株式会社メイボックスについて】
会社名:株式会社メイボックス
所在地:〒453-0042 名古屋市中村区大秋町2-26
代表者:代表取締役会長 近藤 康明
設立:2023年1月
事業内容:遠隔医療システムの開発・提供、医療関連ソフトウェア開発、医療機器連携プラットフォーム開発
ミッション:医療における非対称性と機会損失を克服し、デジタル技術を駆使した高クオリティ医療のデファクトプラットフォームとなる

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