寺尾聰 40年近くの付き合いになる親友の名バイプレイヤー「何となく気が合った」「出会った頃に...」
2025年5月4日(日)11時35分 スポーツニッポン
俳優でミュージシャンの寺尾聰(77)が4日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。長年交流がある親友の俳優を明かした。
この日は寺尾が主演する映画「父と僕の終わらない歌」(23日公開)で幼なじみを演じる俳優の石倉三郎、喜劇俳優の三宅裕司とともに出演した。
30代の頃に出会い、長年交流がある石倉との出会いは連続ドラマでの共演だったといい、「まだ若い頃だけど、最初に顔合わせして、その時のプロデューサーが“まず仲良くしよう”と思って、その顔合わせの日に“じゃあちょっと近くで飯を食おう”と。そしたらちょっと離れた所に彼がいて、大きい声で話すんだよ。“いやあ、俺はもう若い頃からちょっと暴れてて、半分、ヤクザとは言わないけどね、悪かった”っていう話をしてて。プロデューサーが僕に“寺尾さんが若い頃…”と話そうとすると、僕は“そんな怖いことできません”“知りません”って言ったら“こいつは不良だ”って言い始めて。“何でこいつ、分かんのかな?”と思って」と苦笑した。
「特に意気がある訳じゃないけど、何となく気が合ったんだよね。そういう人って、とても大事な友達になるんだよね」と懐かしんだ。
さらに、寺尾は「(石倉が)初めて出会った頃にね、カレー粉をくれたわけ」と告白。「何だか分かんないけど“何だこのカレー粉?”って言ったら、“自分で作った”って」と話した。
「あの頃、凝ってたんだよ、カレーに。全部入れて、買ってきて」と石倉。寺尾が「凄いうまいんだよ。最近何も作ってくれないね」とボヤくと、石倉は「最近もうね、飽きちゃった。で、俺の本筋じゃねえなって思ってね」と笑った。