中居氏の代理人弁護士 第三者委員会を批判「性暴力という言葉を漠然と使用、凶暴な響きに留意なし」
2025年5月12日(月)18時19分 スポーツニッポン
中居正広氏の代理人弁護士は12日、フジテレビの第三者委員会の調査報告書について反論した。
「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」として第三者委員会に証拠の開示を請求すると明らかにした。「中居氏の人権救済のため」としている。
代理人弁護士は調査報告書における「性暴力」という言葉の定義、使用についても意義を申し立てている。「WHOの広義の定義を使用していますが、日本語としてその言葉が持つ凶暴な響き・イメージには何ら留意することなく、漠然と使用しました」と記し、中居氏の行為がその事実とは異なり、日本人一般が理解する「性暴力」であると認識されたと批判。
さらに第三者委員会の調査報告書に、中居氏のヒアリングでの発言がほとんど反映されなかったとして「中立性・公平性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損なった」と主張している。