TEAM雷電の火は消えない!本田朋広の諦めない気持ちが乗った一発親満貫 意地のトップでいよいよ最終戦「ひとつでも上に」/麻雀・Mリーグ

2025年5月16日(金)10時0分 ABEMA TIMES

 まだ俺たちにやるべきことはある。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月15日の第2試合はTEAM雷電・本田朋広(連盟)がトップ。トップ目に立った後も積極的に攻撃を繰り返し、南2局2本場に親満貫の成就でライバルを突き放した。試合後は最終日の16日に向けて、チームの順位を「ひとつでも上に」引き上げると前向きなコメントも口にした。

【映像】本田のリーチが引き起こした恐怖映像

 第1試合はTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)が大きく沈んだ3着。優勝の可能性は限りなくゼロに近いとしても3位浮上の可能性を残すために、是が非でもトップが欲しい当試合は起家からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、本田、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)の並びでスタートした。

 本田は東1局、園田から満貫をゲット。次局もリーチで1人テンパイと試合を優位に進めた。東4局1本場は仲林から満貫をロン。これで頭一つ抜け出すと、その後もリーチと仕掛けを駆使してテンパイ料による加点が続く。

 南2局2本場は本田の諦めない気持ちが、さらなる特大弾を呼んだ。5・8筒待ちの平和をリーチすると、同巡に園田から5筒が出て一発ロン。リーチ・一発・平和・裏ドラの効率の良い1万2000点(+600点、供託3000点)が決まった。貯まった供託を含めて持ち点は5万点オーバー。

 南3局4本場もリーチで2600点(+1200点、供託)を園田からロン。最終局となった南4局2本場もリーチで加点を目指すなど、この試合でかけたリーチは実に7回と、この劣勢下でも常に上位を目指す本田の闘志が顕著に表れた。試合後は「まだ優勝ありますね!全然あります!」とコメント。さらに「黒沢さんの11万点トップを2回くらいやれば、まだ届いていないかもしれないです」と続け、周囲の笑いを呼んだ。

 「明日は本当に、空気を読まずにトップを取りに行くことで、微妙な空気にはなるかもしれないけれど、しっかりとトップを目指したいと思います」と、一つ上の順位を目指す方針も明言。視聴者からは「トップを取りに行け!がんばれ!」「それでいいと思う、頑張って!」「ナイス宣言!」と背中を押す声が多数寄せられた。

【第2試合結果】

1着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)5万4100点/+74.1
2着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)2万7200点/+7.2
3着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)1万9000点/▲21.0
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)▲300点/▲60.3

【5月15日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +363.8(14/16)
2位 U-NEXT Pirates +276.7(14/16)
3位 赤坂ドリブンズ +275.3(14/16)
4位 TEAM雷電 +6.6(14/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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