剛腕・鈴木大介が半荘最高スコアのタイトル「自分の売りは打点と爆発力」/麻雀・Mリーグ
2025年5月17日(土)12時0分 ABEMA TIMES

プロ麻雀リーグ「Mリーグ2024-25」が5月16日に全日程を終了した。同日に行われた閉会式ではレギュラーシーズンの個人部門3賞の表彰が行われ、半荘最高スコアで1位に輝いたBEAST X・鈴木大介が受賞スピーチを行った。「自分の麻雀の売りは打点と爆発力だと思っていたので、こういう賞をいただけたのは光栄なこと」と、チームとしては苦しいシーズンの中で手応えを感じていた。
今シーズンがMリーグ2年目だった鈴木大介は1月13日の第2試合で同巡フリテンのチョンボを犯すも、同じ試合で役満・大三元をアガる快挙。波乱万丈の展開になったが役満以外にも高打点を連発し、終わってみればシーズン最高となる9万1300点の超特大トップとなり、これがタイトル獲得につながった。

閉会式で鈴木大介は「チームとしてレギュラーシーズンで敗退し本当にしんどいシーズンでした」と最下位でレギュラーシーズンを終えたことに触れた後、「シーズンが始まる前から自分の麻雀の売りは打点、爆発力だと思っていたので、こういう賞をいただけたことは本当に光栄なことです。来期の励みになる賞をいただけました」と微笑んだ。
チームは猿川真寿、菅原千瑛(いずれも連盟)の契約が一旦満了となり、2人は他の4人とともに6人による入れ替えオーディションに参加。この中から1人がドラフトで指名される権利を得る。また、もう1人は独自にドラフトで指名するため1人ないし2人のメンバーが変更になる。来期に向けて鈴木大介は「どういうメンバーになるかわからないですが、今自分ができることは来期に向けて少しでも雀力を上げて、またこのような賞をいただいて、今度はチームで優勝できるように頑張っていく所存です」と決意を述べていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)