【Mリーグ2024‐25】フェニックスが悲願の初優勝! 勇退する近藤誠一監督の花道飾る
2025年5月17日(土)12時0分 クランクイン!
【第4位】TEAM RAIDEN/雷電
昨季は第8位でレギュラーシーズン敗退し、今季も続けばレギュレーションで選手入れ替えの危機にあったTEAM RAIDEN/雷電。序盤より上下100ポイントを超えないジリジリする展開が続くも、レギュラー最終盤の3月に月間で300ポイントを超えるプラスを作り、無事に突破。セミファイナルでのKONAMI麻雀格闘倶楽部とのファイナル進出争いは最終日までもつれたが、最後は競り勝ち、2年ぶり2回目のファイナル進出を決めた。
【第3位】赤坂ドリブンズ
チーム4人全員が3桁台のポイントプラスを作り、「Mリーグ」史上初の1000ポイントを達成し、初年度以来、2度目の優勝に視界良好だったが、セミファイナル以降、フェニックスとU-NEXT Piratesの猛追に合うと、最終日最終試合の着順によって3位に終わった。
【第2位】U-NEXT Pirates
今季、「Mリーグ」史上初の連覇、3度目の優勝を目指して船出したパイレーツ。レギュラーシーズン、セミファイナルと順調にポイントを積み重ね、ドリブンズの後を追う形で通過。ところが、ファイナル前半.、8戦中6戦で逆連帯というこれまでにない大ブレーキで、一時優先戦線から離脱。後半、鈴木優(最高位戦日本プロ麻雀協会)、仲林圭(日本プロ麻雀協会)の奮闘もあって猛追し、最終日最終試合の途中まで連覇に手はかかっていたが、最後はフェニックスの醍醐大(最高位戦日本プロ麻雀協会)にまくられ、準優勝に終わった。
【優勝】セガサミーフェニックス
2年連続で最下位と、ここ数年苦しい展開が続いたフェニックス。竹内元太(最高位戦日本プロ麻雀協会)、浅井堂岐(日本プロ麻雀協会)とタイトルホルダー2人を迎えた今季は、序盤から元太と醍醐がMVP争いにからむ活躍をみせてドリブンズ、パイレーツを追いかけると、レギュラー最終日には醍醐が倍満ツモ条件クリアしてMVPを獲得。その勢いのまま、セミファイナル、ファイナルとチームは「Mリーグ」史上初の連続4着回避を達成。優勝争いは最終日最終局までもつれたが、最後は今年のヒーローと言える醍醐がトップを取り、今年で監督を勇退し、来季以降、「Mリーグ」に選手としての復帰を目指す近藤誠一の花道を飾った。