マニラで日本人の強盗被害相次ぐ…日本大使館が注意呼びかけ「絶対に抵抗しないで」
2025年5月6日(火)20時23分 読売新聞
【地図】フィリピン
【ハノイ=竹内駿平】フィリピンのマニラ首都圏で日本人が強盗被害に遭うケースが相次いでいる。銃撃を受けて負傷する事件も起きており、日本大使館が注意を呼びかけている。
在フィリピン日本大使館によると、日本人の強盗被害は昨年10月中旬以降の半年余りで16件に上り、マニラ首都圏マカティ市で12件、マニラ市で2件などとなっている。4月30日夜には、マカティ市の路上で日本人男性が拳銃の発砲を受けて腕に軽傷を負い、バッグを奪われた。今月4日には、同市の日本食レストランで日本人客が拳銃を持った強盗に現金などを奪われた。
大使館は「身の安全を第一に考え、強盗には絶対に抵抗しないで」などと注意を呼びかけている。