【ソフトバンク】山川穂高加入の相乗効果 「最強2番打者」の誕生か 注目集める2024打線ラインアップ
2024年1月2日(火)11時0分 ココカラネクスト

主砲・柳田の果たす役割にも注目が高まる(C)Getty Images
2020年以来、優勝に届いていないソフトバンクがV奪回を果たせるか。
山川穂高の入団が決まり、2024バージョンの打線に注目が高まっている。
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すでにファンの間でも新たなラインアップが話題となっているが、今季は日本ハムから移籍1年目で26本塁打、87打点で打撃二冠を獲得した近藤健介、リーグ3位の打率(・299)を残した柳田悠岐など主力が奮闘しながらも、チームはシーズン3位で終了。CSファーストステージでは「幕張の奇跡」ともいわれる粘りの野球をロッテに展開され、近年は僅差で悔し涙を飲むシーンが増えている。
そして、今オフ待望の右の大砲が獲得なったチームでV字回復を果たすための打線はどのような形になるのか。
一つの鍵は2番打者が握りそうだ。近年の野球界においては「2番打者最強論」が一つのトレンドとなっているように、得点効率を良くするために長打力を持つ選手を置いたほうがいいという考えもある。
実際にエンゼルスでは2番に大谷翔平が入ったように、日本の野球界でも少しずつ取り入れようとする動きも見える。
そこで浮上するのが2番に打撃二冠に輝いた近藤健介を置くプランだ。選球眼に優れ、長打力も持つ、シチュエーションに応じてのケース打撃もしっかりこなせるなど万能型の選手とあって、移籍1年目はシーズン終盤に4番を務めたこともあったが、より強みを発揮するとなれば、2番起用も十分ありうる。
大事なWBC決勝の舞台で2番打者を務めたのもこの近藤だった。
また柳田もこの打順には意欲を示しているとされる。来季からはキャプテンの重責からも離れ、より自身のパフォーマンスに特化した形でチーム浮上を目指すと意気込んでいる。シュアな打撃、長打力ともにあわせもち、今季は3年ぶりの最多安打にも輝いたとあって、仮に柳田が2番となれば、チームにぐっと勢いをもたらしそうだ。
果たして小久保裕紀監督が考える新打線の「最適解」は?新たな興味を惹きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]