セ・リーグの新シーズンを球界OBが展望!各球団の順位は?「一番興味ある」と語った見どころとは

2024年1月21日(日)12時45分 ココカラネクスト

岡田監督率いる阪神が新シーズンも主役の一角を務めるのは間違いない。阿部新監督の巨人はどう立て直してくるのか見ものだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 1月も半ばを過ぎ、プロ野球も新シーズンが近づいてきている。今オフも各球団とも、戦力補強に乗り出しており、徐々に2024年を戦うチームの骨格が出来上がりつつある。

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 間もなく春季キャンプを迎え、そして開幕への期待感が膨らみ続けているこの時期、はやくもシーズンの順位を予想する球界OBの声も聞こえてきている。

 現役時、セパ4球団で通算129勝22セーブなどの実績を残した下柳剛が自身のYouTubeチャンネル『柳に風』の中で、今季のセ・リーグの順位を予想。現状の戦力を踏まえながら、各球団への見解を語っている。

 1月18日に配信された動画の中で、下柳氏は昨季日本一を成し遂げた阪神が今季も優位であると主張。リリーフ陣の層の厚さなどを理由に「僅差を勝っていく試合展開が計算できる」と見通している。また打線については「野手でキャリアハイだった選手がほとんどいない」と昨季の成績を振り返りながら、「みんながキャリアハイを出せば、また独走する可能性がある」として、「間違いなく優勝争いはする」と語った。

 他にも、「巨人は中継ぎ投手をなりふり構わず獲っているから、ハマる可能性もある」と獲得選手の活躍を見込んでいる他、「昨年の勢いから広島が(阪神の)ライバル」であると指摘。

 さらに、「横浜は今永(昇太)君が抜け、ローテの柱がいなくなった」「ヤクルトは村上(宗隆)君が昨年よりは良くなるだろうから得点力は確実に上がる」などと論じつつ、各球団の順位を、①阪神 ②巨人 ③広島 ④ヤクルト ⑤DeNA ⑥中日 と予想した。

 その上で下柳氏は、最下位に位置付けた中日についても「ドラゴンズはピッチャーがめちゃくちゃ良いから、得点力がちょっと上がれば順位も上を狙える」と説いており、加えて「現役時代から勝負師だった、立浪(和義)監督がこのままじゃ終わらんような気がする」と期待を寄せていた。

 また、下柳氏が新シーズンで「一番興味があること」として、2度目の開催となった現役ドラフトの選手の活躍を挙げている。昨シーズンでは中日の細川成也、阪神の大竹耕太郎が飛躍を遂げたことを振り返りながら「今年、どこのチームの選手が活躍するかが、すごい楽しみ」と語っている。

 各球団の順位については他にも、「(3位以下の4球団は)本当にわからんな」と心境を吐露していた下柳氏。動画内のコメントが示すように、優勝争いや選手のパフォーマンスなど、今季も見どころの多いシーズンとなることは間違いなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=3osVfnPgA54】

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