【阪神】吉田義男さんの追悼試合 永久欠番23を背負って虎ナインが躍動 粟井球団社長「弔いに」
2025年4月27日(日)14時52分 スポーツ報知
試合前、吉田義男氏に黙とうをささげる阪神ナイン(カメラ・岩田 大補)
◆JERAセ・リーグ 阪神—巨人(27日・甲子園)
2月3日に91歳で亡くなった阪神元監督の吉田義男さんの追悼試合として行われ、試合前に両軍選手らは黙とうをささげた。阪神の藤川監督、コーチ、選手は喪章を着け、永久欠番でもある吉田さんの現役時代の背番号23の特別ユニホームでグラウンドに立った。
粟井球団社長は試合前にご遺族と対面。「(ご遺族から)お気遣いをいただいて、最初から『(追悼試合など)すべて戦っているチームを優先してください』と言っていただいていた。23番のユニホームをまとって戦う以上、阪神タイガースらしい試合をしたい。それが吉田元監督への弔いになると思います」と故人を偲んだ。
この日、着用した特別ユニホームは今後、チャリティーオークションで出品され、収益は子供たちの野球振興の支援にあてられる。