BMW、新型1シリーズに“120d”を追加設定。クリーンディーゼルと48Vマイルドハイブリッド搭載
2025年2月28日(金)7時15分 AUTOSPORT web

昨年末より日本上陸を果たし、象徴的なキドニー・グリルにBMWとして初となる斜めのデザインを取り入れて話題を集める4代目『1シリーズ』に、クリーンディーゼルと48Vマイルドハイブリッドを搭載した『BMW 120d(イチニーマルディー)』が追加設定され、2025年2月26日より販売が開始されている。
プレミアム・スモール・コンパクトとして2004年に初代モデルが登場した1シリーズは、約50:50の理想的な前後重量配分やスポーティで俊敏なハンドリング性能などにより、同セグメント唯一のFRモデルとして存在感を発揮。2011年導入の2代目を経て、2019年登場の3代目ではグループ内のミニなどの知見を活用したFFプラットフォームに転身した。
そして2024年11月に導入された現行の4代目モデルからは、従来のガソリンエンジン仕様に適用されてきたモデル名最後の『i』の文字(135iなど)が廃止されることになり、今後は電気自動車を意味する文字としてBEVモデルにのみ適用されることとなった。
また、エクステリアではBMWデザインの意匠でもある環状のシグネチャーを2回繰り返す“ツイン・サーキュラー”を進化させ、よりシャープかつスポーティなデザインのアダプティブLEDヘッドライトを採用。さらに伝統のキドニー・グリルは、それぞれライト側に斬新な斜めのラインを入れる(120と120 Mスポーツ)など、新たな世代に突入したことを印象付けるマスクとされた。
そんな新型『1シリーズ』に導入された今回のモデルは、最高出力110kW(150PS)/4000rpm、最大トルク360Nm/1500-2500rpmを発揮する高効率な2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・クリーンディーゼルを搭載。ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションに加え、48Vのマイルドハイブリッド・システムを組み合わせることで、システムトータルでの最高出力が120kW(163PS)、同最大トルク400Nm(ともに自社参考値)を実現している。
ガソリン仕様の“120”と同様、この“120d”にもMスポーツのトリムが用意され、こちらはアダプティブMサスペンションの搭載により、快適性と操舵性を大幅に向上させている。
先進安全機能ドライビング・アシストやハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能、BMWコネクテッド・ドライブなどに加え、新しいBMW iDriveはBMWカーブド・ディスプレイやBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとも組み合わされ、価格は“120d”が508万円、同“120d M Sport”が528万円(いずれも税込)となっている。
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