世界初のレース用電動ツーリングカー『セアト・クプラe-Racer』公開

2018年3月5日(月)12時55分 AUTOSPORT web

 セアトは3月8日に一般公開を迎えるジュネーブモーターショーに先駆けて、世界初のレース用電動ツーリングカー『セアト・クプラe-Racer』を公開した。


 ジュネーブショーで実車がワールドプレミアされるクプラe-レーサーは、近年ツーリングカーレースで人気を集めているTCRを立ち上げたWSCテクノロジーLtd.が新たに提唱する電動ツーリングカーレース『E TCR』向けに開発された車両だ。

セアトがジュネーブモーターショーでワールドプレミアする『セアト・クプラe-Racer』


 このクプラe-レーサーは将来的に創立されるE TCRのレギュレーションに準拠しており、ピークパワー500kW、通常航行時300kWを発生。セアトは「100%電気で駆動する世界初のレーシング・ツーリングカー」だとしている。


 なお、E TCRを提唱したWSCは週内にもシリーズに関する概要をアナウンスする予定だ。


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