ニッサンの新グローバルモータースポーツダイレクターにトマソ・ヴォルペが就任

2020年3月18日(水)11時46分 AUTOSPORT web

 日産自動車は3月17日、現在インフィニティのグローバルモータースポーツ/パフォーマンスプロジェクトダイレクターを務めていたトマソ・ヴォルペが、4月1日付けでニッサンのグローバルモータースポーツダイレクターに就任すると発表した。


 ニッサンのグローバルモータースポーツダイレクターは、ニッサンが展開するフォーミュラEやスーパーGT GT500クラス、GT3等のモータースポーツ活動を全世界的に統括する役職。現在のグローバルモータースポーツダイレクターを務めるマイケル・カルカモは、2016年に前任のダレン・コックスからその職を引き継ぎ、フォーミュラEプログラム等を牽引した。


 新たに就任するヴォルペは、2014年からインフィニティブランドでのモータースポーツ部門を率いており、F1でのインフィニティブランドの展開などを手がけた。今後はインフィニティに加え、ニッサンのグローバルモータースポーツも担当する。


「ニッサンのグローバルモータースポーツプログラムをリードすることになり、とてもワクワクしているよ。フォーミュラEチームは、前任のマイケル・カルカモとチームの献身的な取り組みのおかげで、多くの素晴らしい成果を上げた」とヴォルペ。


「ニッサンとニスモは、今年もフォーミュラEとスーパーGTのワークス活動を二本柱とし、カスタマーレーシングプログラムにも引き続き技術支援を行う。もちろん、インフィニティもグローバルなプログラムを追求するし、両者の相乗効果も期待できると考えている」


 カルカモは今後、スポーツカーのプログラムダイレクターを担当する。

ニッサンのグローバルモータースポーツダイレクターを務めてきたマイケル・カルカモ


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