「20歳でこんな球を投げるのかよ!」メジャー軍団を封じ込めた ダルビッシュ、大谷だけではない米国を震撼させた「投手の名前」【WBC】

2023年3月22日(水)20時21分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝(マイアミ・ローンデポパーク)で米国と対戦し3−2と下した。並みいるメジャーリーガーを揃えた最強軍団に対し、侍ジャパンが誇る投手陣が最少失点に抑えたことが大きかった。

【動画】メジャーの強打者を封じ込めた高橋のピッチングをチェック

 この日は7人の投手によるリレー。先発の今永昇太から戸郷翔征、高橋宏斗、伊藤大海、大勢、ダルビッシュ有、大谷とつなぎ、最後は大谷がエンゼルスのチームメートでもあるマイク・トラウトを空振り三振に斬って取り、大団円を迎えた。

 一方、栗山英樹監督も会見で「日本の野球界の大きな財産」と話したように、この日は若手投手陣の活躍も光った。

 5回から3番手で登板、チーム最年少となる20歳での大舞台経験となった高橋は先頭のベッツに三塁内野安打を許すも、続くトラウトには直球で追い込むと、フルカウントから143キロのフォークで空振り三振に打ち取る。続くゴールドシュミットにはフォークを意識させた上で、最後はストレートで見逃し三振に抑えるなど、MVPを3度獲得した米国主将と22年のナ・リーグMVP打者を連続三振に抑えた衝撃は大きく、現地の米国でも大きな話題を呼んだ。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターでこのシーンを公開すると米国の野球ファンからは「20歳でこんな球を投げるのかよ!」と『反則技』ともいえる早熟な才能に驚きの声が上がった。

 試合後のシャンパンファイトでは、現地の年齢制限により参加できず。ゴーグルまで用意していたとあって、残念な形となったが「3年後は(シャンパンファイトの)中心になれるように頑張りたい」と早くも3年後に開催される第6回大会での活躍を誓った高橋。

 全世界に鮮烈な印象を残した20歳右腕の今後の成長も楽しみとしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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