大谷翔平の二刀流復活は「用心するに越したことはない」2度目のTJ手術“回復から復帰”へと移行「真の到来を待ち続けるのだ」

2025年4月10日(木)5時30分 ココカラネクスト

投手・大谷の復帰は慎重に進められる(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は今季、二刀流復帰へ向けて動き出している。米メディア『USA TODAY』は「用心するに越したことはない」と、大谷が投手復帰に向けて慎重に準備を進めていることを伝えている。

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 記事では大谷の投手復帰について「2度目のトミー・ジョン手術を経てからの戦いは現在、回復から復帰へと移行している。ブルペンでの投球練習は強化されているものの、投球の速さと球種は依然として制限されている」としている。

 そんな中、ドジャース投手陣については「シーズン開幕時の驚異的な投手陣の厚みは、少し薄れてきている」とし、サイ・ヤング賞2度を誇る左腕のブレイク・スネルがIL入りし、オフに左足親指と左膝半月板を手術して同じくIL入りしているクレイトン・カーショーも復帰時期は未定の状態だ。

 そんな中でも「ドジャースは何とかやっている」という同メディアだが、「でも、98マイル(約158キロ)の速球と破壊力のあるスイーパーを持つ世界的スター選手がいたら、もっといいんじゃない?」と「投手・大谷」の早期復帰を投げかけ、「まあ、ちょっとブレーキをかけてもいいかもしれない」と自問自答している。

 記事では「2度目のトミー・ジョン手術からの回復状況を考えると、彼の投球イニング数は限られるため、復帰時期をシーズン後半に設定した方がはるかに理にかなっているだろう」と記した。

 そして「プレーオフのオオタニは、6月のオオタニよりもはるかにインパクトのあるマウンドとなるだろう。だからこそドジャースは、チャベス・ラビーン(ドジャースタジアムのニックネーム)での2年目となる二刀流スターの真の到来を待ち続けるのだ」と、大事なシーズン終盤戦から10月のプレーオフにかけての二刀流復活を心待ちにしている。

 デーブ・ロバーツ監督も「チーム全員で決めたことだし、彼もシーズン終盤から10月にかけて全力でプレーすることが目標だと理解していると思う。我々は足並みを揃えている」と話したという。

 長いシーズンはまだ始まったばかり。今はそのときのために「投手・大谷」は着々と準備を進めていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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