「一度も質問を受けていない」大谷翔平の”独白会見”後の対応に米識者が不満を吐露「もしヤンキースにいたなら」

2024年4月12日(金)11時0分 ココカラネクスト

水原氏の違法賭博スキャンダルは、米連邦捜査局の発表でさらなる真実が明らかになった(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平の元通訳・水原一平氏による、違法賭博疑惑が発覚しおよそ3週間が経過した。関係各機関による捜査が進められ、さまざまな動きが伝えられている中、長く時間を共有してきたパートナーに裏切られる形となった大谷翔平は、グラウンドでの「任務」に日々、専念している。

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 事件発覚後、米国での初戦の直前、公の場でこの一件に関しての説明や心境などを声明文として発表。水原氏の行いへの想いや、自身は一切、関与していないことなども強調した。

 だがその後、国内外メディアやSNS上において、事件についての憶測が囁かれ続けていることも事実だ。また、先月の「一方通行」での会見以降、特にトラブルについて声を発することのないことなどから、大谷の真意に触れることができない現状について、物足りなさを訴える声も少なくないようだ。

 スポーツメディア『EssentiallySports』では4月10日、「マイケル・ケイ・ショー」内での、違法賭博疑惑について語った、識者の議論の様子を紹介している。

 その中では、出演者の2人、番組司会者のマイケル・ケイ氏、レンジャーズのスタジアムアナウンサーを務めるドン・ラ・グレカ氏について、両者が「この状況に目に見えて苛立っていた」と振り返っており、それぞれのコメントを掲載。

 ケイ氏からは、「私にとって一番信じられないのは、ファンがこのことを気にしていないことだ。オオタニは、一度もこの件について質問を受けたことがない!どんなプロスポーツでも、用意された声明以外の言葉を発せず、沈黙を守ることが許される選手が他にいるだろうか?」と語気を強めたという。

 また、グレカ氏は「オオタニという名前は有名だが、彼は西海岸でプレーしており、人々は自分たちのチームに注目している。『これがレブロン・ジェームズだったら』などという考えは、もう誰もが忘れているだろう」と語ったとしている。

 トピック内では、ケイ氏による「もしオオタニがヤンキースにいたなら、メディアは彼に質問を浴びせていただろう」と述べたことも紹介されている他、「沈黙」の状況が続いていることが捜査中であるためとの指摘もみられた。

 すでに米連邦捜査局は記者会見を実施し、水原氏が大谷の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を盗み、違法なスポーツ賭博の資金調達に充てた“銀行詐欺の罪”で起訴したと正式に発表している。衝撃の新事実が次々と明るみに出る今回の違法賭博スキャンダルについて、大谷が再び公の前で口を開くことはあるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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