元木大介氏 打撃不振の巨人・坂本勇人に“番長流”調整のススメ「イケオジになるのはまだ早い」
2025年4月15日(火)15時14分 スポーツニッポン
巨人ヘッドコーチなどを歴任した元木大介氏(53)が、自身のYouTube「元木大介チャンネル」を更新。打率1割台に低迷する巨人・坂本勇人内野手(36)に“番長流”のベテラン調整法をススメた。
坂本はここまで11試合に出場した時点で31打数4安打0本塁打で打率・129。直近出場の2試合でヒットは放っているが、まだまだ本来の姿は取り戻していない。
元木氏は「スイングスピードとか、全体的にスピードが落ちてきているかな」と指摘した。
気温が暖かくなってくると徐々に体も慣れてくるが、年齢的にも急ピッチで仕上がらないようになって来るという。
本人は開幕に向けて同じように調整しているが、体の方が変わっている。元木氏は「そろそろ練習法を変えないと。若い頃と同じようにやってもキツいかもしれない」と説明した。
元木氏が勧めたのはDeNA・三浦大輔監督が現役時代に取り入れた練習法だった。
「ショートダッシュとかノックを多めに受けるとか細かい動きの練習をした方がいい」
細かい動きの練習を増やすことで体のキレも取り戻せるという。
43歳まで現役を続けた三浦監督は若いときのように長い距離を走り込んでも体にキレが出なかったことからコーンを置いてアジリティー系の動きを取り入れることで体をつくり直した。
元木氏は「勇人はまだイケオジになるのは早い。2割5分でいいから勝負強いバッティングを見せてほしい」とエールを送った。