ドジャースのエドマン、WBC韓国代表入りを地元メディア熱望...23年WBCで「役立たず」と酷評も一転

2025年4月16日(水)13時49分 J-CASTニュース

韓国メディアが、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するトミー・エドマン選手(29)の26年WBC韓国代表入りを熱望した。

23年大会は打率.182、2打点と振るわず

26年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の組み分けと1次ラウンドの日程が、2025年4月10日(日本時間)に発表され、複数の韓国メディアが特集記事を組んだ。

韓国メディアが注目するのは、韓国出身の母を持つ韓国系米国人のエドマンだ。

エドマンは、23年に開催されたWBCに韓国代表として出場。初の韓国代表アメリカ人選手として、韓国国内で大きな注目を集めたが、大会では本来の力を発揮することができなかった。

1次ラウンド3試合に先発出場し、11打数2安打、打率.182、2打点と振るわず、チームは2勝2敗で1次ラウンド敗退した。

現役大リーガーという期待の高さもあり、エドマンのWBCでのプレーは韓国メディアを失望させた。

カージナルスの同僚で日本代表としてWBCに出場したラーズ・ヌートバー外野手の活躍もあり、韓国メディアは両者の成績を比較し、エドマンを「役に立たなかった」「期待外れ」などと酷評した。

「韓国ファンの視線は自然と次のWBC大会に注がれている」

ところが、ここにきて韓国メディアによるエドマンの評価が急上昇している。

エドマンは、24年7月にカージナルスからトレードでドジャースに移籍すると、スター軍団の中で頭角を現し、リーグチャンピオンシップシリーズMVPに輝くなどの活躍を見せた。

今シーズンはセカンドのレギュラーに定着し、18試合に出場し6本塁打、14打点を記録している。

このようなエドマンの活躍に対して、地元メディア「OSEN」は、「再びWBC韓国代表に来てくれるか?」などのタイトルで記事を展開した。

「スポーツコリア」(ウェブ版)は、「エドマンのシーズン序盤の活躍によって、韓国ファンの視線は自然と次のWBC大会に注がれている。23年の大会で苦い経験をしたエドマンが再び韓国国旗を付けて出場するかどうか、多くの人が気になるところだ」と報じた。

韓国メディアがエドマンの動向に注視する中、4月15日付けの「スポーツニッポン」(ウェブ版)によると、エドマンは26年大会出場について「まだそれについては考えていない」と明言を避けたという。

J-CASTニュース

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