大谷翔平 第3打席は満塁で二ゴロ 得点圏打率は今季・000 9打席5打数無安打
2025年4月16日(水)12時34分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—ロッキーズ(2025年4月15日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。得点圏でまたも凡退した。
3回、打線がつながり打者が一巡し2度目の打席となった2死満塁の第3打席。継投したばかりの相手2番手右腕・バードの初球外角93・6マイル(約150・6キロ)の速球を積極的に振ったがニゴロに打ち取られた。これで今季、得点圏では9打席5打数無安打3三振、打率・000となった。
初回の第1打席は相手先発・フェルトナーに3球三振に打ち取られた。3回の第2打席は先頭で四球を選んで出塁すると、1死から二盗に成功。イチロー(509盗塁)に次いで日本選手2位となるメジャー通算150盗塁を達成した。さらにスミスの3ランで生還した。
前日14日(同15日)の同戦は3回の第2打席で右腕センザテーラの97・9マイル(約158キロ)外角高め直球を強振し、本塁打では今季最速の打球速度112マイル(約180・2キロ)、飛距離408フィート(約124・4メートル)を計測する6試合ぶりの5号バックスクリーン弾を放ち、チームの連敗ストップに貢献した。
さらに、今季3度目の3安打と固め打ち。13日までのカブス3連戦では12打数1安打だったが、好転の兆しを見せ「今日は打席からの眺めも良かった。心地よく打席の中で動けていた」と手応えを口にした。
また、この日は黒人初のメジャーリーガーの功績を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、試合前には大谷と山本由伸投手がセレモニーに参加。全球団の選手が背番号42を着用し、大谷も「42」のユニホームを着用した。
昨年の「ジャッキー・ロビンソン・デー」となったナショナルズ戦では1安打1盗塁2得点。エンゼルス時代の22年には2本塁打を放っている。