WBC日韓両監督、ロバーツ監督に感謝「ありがたい」「非常にうれしい」 最強チーム編成に追い風

2025年4月17日(木)14時33分 スポーツニッポン

 日本野球機構(NPB)と侍ジャパンを運営するNPBエンタープライズは、11月15、16日に韓国代表と東京ドームで強化試合を行うと17日、発表した。「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」として開催される。韓国代表とは、26年3月のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)1次ラウンドで対戦することが決まっていて、試金石となる。

 会見に出席した井端監督は「来年のWBCを控え、非常に大事な試合になると思っています」と表情を引き締めた。「メジャー以外の選手が、この1シーズンどれだけ成長したかを目の前で見られるのは非常に大きい」と意義を口にした。

 WBC1次ラウンドで対戦する韓国との強化試合。韓国について「投打とも力のある選手が多い印象。また韓国もレベルアップして臨む試合になると思います。強化試合とはいえ勝ちにこだわってやっていければ」と話した。

 日韓両国にとって、WBC本番では米国でプレーする選手を招集できるかが大きなポイントとなる。この日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「我々はWBCに最も多くの選手を送り込むチームになると思います。それだけ世界最高の選手が多いですからね。彼らが出場したいなら、もちろんサポートしますよ」と歓迎の姿勢を見せた。

 言葉を受けた井端監督は大谷翔平らドジャース所属選手について「非常にありがたい話だなと朝から思っていましたし、当然、入ってきてほしい選手には間違いないと思います。とにかく怪我なく今シーズンを終えて、来年のWBCに来てもらえたら、非常にありがたいと思っています」と話し、韓国代表の柳志炫(リュ・ジヒョン)監督も「韓国もロサンゼルスにはキム・ヘソン、チャン・ヒョンソクもいる。ロバーツ監督の言葉を非常にうれしく聞きました」と笑顔を見せた。

 WBCで連覇を目指す侍ジャパンにとって、大会4カ月前の貴重な実戦の場になる。同強化試合にはメジャー組は参加せず国内組で臨むとみられるが、井端監督は「当然(WBCの候補に)入ってくるメンバーを呼ぼうと思っている」と話している。日本代表は来年3月の1次ラウンドで台湾、韓国、オーストラリア、チェコと8強入りをかけて戦うことが決まっている。

スポーツニッポン

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