【ヤクルト】打撃不振の山田哲人にレギュラー剥奪の危機? チームの捲土重来へ「復活しなければ困る」

2025年4月18日(金)16時7分 J-CASTニュース

ヤクルト・山田哲人の状態が上がってこない。

2025年シーズン、10試合出場で打率.129、2本塁打、6打点。オープン戦の守備中に左手指の腱を脱臼した影響で開幕を2軍で迎え、4月に1軍昇格すると、5日の中日戦(神宮)で2回に先制の1号左越え2ランを放ち、プロ野球史上46人目となる通算300本塁打を達成した。

翌6日の同戦も2試合連続左越え3ランを放ったが、上昇気流に乗れない。本来ならクリーンアップを打ってほしい選手だが、打順は7番まで下がった。

「そこまで状態は悪くないと思いますが、結果が...」

「四球は選べているし、アウトになった打球も安打と紙一重の当たりが少なくない。そこまで状態は悪くないと思いますが、結果が出ないと、精神的に焦りが出てくる。二塁の守備範囲が狭くなっていることも気がかりです。打撃で結果が出ないようだと、二塁のレギュラーを守り続けるのは厳しい。復活してもらわなければ困る選手なのですが...」(スポーツ紙デスク)

前人未到のトリプルスリーを3度達成した天才打者だが、近年は故障が増えて輝きを失っている。昨年は打率.226、14本塁打、39打点。下半身のコンディション不良で戦列を2度離れ、規定打席に到達できず。スピードが身上の選手だが1盗塁のみと不完全燃焼に終わった。

ヤクルトは上半身のコンディション不良で離脱していた主砲の村上宗隆が4月17日の阪神戦(神宮)で復帰したが、9回2死二塁の好機で2球目を空振りした際に表情をゆがめた。上半身に痛みが再発したと見られ、そのまま交代した。

再び戦線離脱すれば大きな痛手だが、チーム全員でカバーするしかない。その中で山田がチームの中心選手として輝きを取り戻せるか。野球人生の岐路を迎えている。(中町顕吾)

J-CASTニュース

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