“りくりゅう”ペアが貫禄SP首位! 三浦「楽しく滑れた」 今季世界最高&自己ベスト80・99点

2025年4月18日(金)18時38分 スポーツ報知

ペアショートプログラム(SP)で演技をする三浦璃来、木原龍一組(カメラ・頓所 美代子)

◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦 第2日(18日、東京体育館)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、3月の世界選手権(米ボストン)を2年ぶりに制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が、今季世界最高と自己ベストとなる80・99点をたたき出した。「りくりゅう」が首位で19日のフリーに進んだ。

 6か国中、5番滑走で登場。サイドバイサイドの3回転トウループを降り、スロージャンプも着氷。ピタリと息の合ったスピンも披露し、パーフェクトな演技。2人でガッツポーズを作り抱擁を交わすと、リンクサイドで声援を送った坂本花織(シスメックス)らもスタンディングオベーションだった。

 三浦は「この基礎点が低い構成のショートプログラムでも、きちんと80点を出したことが本当に良かったかなと思っています。世界選手権では緊張感がすごくあったんですが、今回はチームジャパンのメンバーの顔が近くにあったので、本当に安心して最初から最後まで楽しく滑ることができたと思っています」と納得顔で振り返った。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪前では、最後の団体戦となる国別対抗。SPとフリーそれぞれの順位に得点がつき、りくりゅうは第1日を終えて2位につける日本の大きな得点源として活躍。世界王者ペアとして貫禄を見せた。

 かつて団体でのペアは、男女シングルに引っ張られる立場だった。だがけん引する存在となったことに木原は「やっぱり10年前、そういったことは想像できていなかったので、そういうお言葉をいただけるようになったというのはすごくうれしく思います」と感慨深く語り、「ペアだけではなくて、みんなで引っ張っていけたらいいなと思っています」と誓っていた。

スポーツ報知

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