レ軍“最後の打者”に「走り切って、後で議論すればいい」指揮官は抗議も判定変わらず…後味の悪い結末に「野球はインチのゲーム」

2025年4月19日(土)18時10分 ココカラネクスト

レンジャーズは後味の悪い結末でドジャースに敗れた(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間4月18日(日本時間19日)、敵地でレンジャーズと対戦して3−0で勝利。先発の山本由伸が7回102球5安打10奪三振無失点で今季3勝目を手にした。

【動画】ボールが意思を持っていた!?ファウルゾーンからまさかの…問題のシーン

 この試合、レンジャーズもジェーコブ・デグロムが7回まで1失点と好投し、2018年、19年にサイ・ヤング賞に輝いた右腕と山本の投げ合いは見ごたえたっぷりの試合となった。

 ただ、レンジャーズはデグロムが降板後、リリーフが2点を追加されると、9回最後の攻撃は一死一・二塁と好機をつくるも、ジョシュア・ヤングの当たりは三塁線にフェアゾーンへ飛んだ打球が一度ファウルグランドに出て、再びフェアゾーンに戻る不規則な打球に。

 三塁手のマックス・マンシーがこれを捌いて5−4−3の併殺を完成。ヤングはファウルをアピールして一塁まで全力で走り切らず、レンジャーズのブルース・ボウチー監督は抗議に出たが、判定は変わらず試合終了となった。レンジャーズにとってはなんとも後味の悪い結末となった。

 米メディア『Foul Territory』はXでこのシーンの映像を添え「野球はインチのゲームだと言われるのは、こういう意味なのだ」と投稿。ファンからは「あれはファウルだった。テキサスはひどい目にあった」「ボールは自分の意思を持っていた」「審判はファウルボールに手を上げたように見えたが、フェアに戻ったようだ」という意見や、「走り切って、後で議論すればいい」「いずれにせよ、走塁を諦めなければセーフになるチャンスはあった」と、全力疾走を怠ったヤングにも厳しい目が向けられていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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