【マイラーズC展望】武豊ジュンブロッサム 開幕ターフで重賞2勝目狙う
2025年4月20日(日)21時8分 スポーツニッポン
春の京都開催が開幕。安田記念の前哨戦となるG2「第56回マイラーズカップ」が27日に行われる。昨年の勝ち馬ソウルラッシュは秋のマイルCSを勝ち、今年のドバイターフではロマンチックウォリアーを負かしてV。今年も、ここから大舞台へ羽ばたく馬が出てくるかもしれない。
中心はジュンブロッサム。昨秋の富士Sはソウルラッシュに競り勝って重賞初制覇を飾った。近2走のマイルCS10着→東京新聞杯10着は末脚不発に終わったが、開幕週の舞台なら反撃必至。これまでレコードVが2回あり、昨年の当舞台で行われた水無月S(3勝クラス)は1分31秒5の好時計で制した。得意の高速決着なら持ち味を発揮できる。22年共同通信杯4着以来のコンビ復活となる武豊が重賞2勝目に導く。
セオは今年のマイル3戦が4着→6着→4着と上位争い。先行力を生かせる開幕ターフで粘り込む。7歳ロングランは前走の小倉大賞典で待望の重賞初制覇。今の充実ぶりなら初めてのマイル戦にも対応できそう。ニホンピロキーフは京都芝マイル戦で【1・0・2・1】と堅実。唯一の馬券圏外だった昨年のマイルCSも8着に健闘しており、1年前の当レースも強敵相手に3着に食い込んだ。得意舞台で重賞初制覇を狙う。