体重無差別で2勝挙げた最軽量級の角田夏実、今後について「この充実感を味わえなくなるのは寂しい」

2025年4月20日(日)19時4分 読売新聞

3回戦で寺田宇多菜(右)に敗れた角田夏実(20日)=大石健登撮影

 柔道・全日本女子選手権(20日・横浜武道館)——体重無差別で争われ、25歳の田中伶奈れいな(大阪府警)が決勝で白金未桜しらかねみお(筑波大)に一本勝ちし、4度目の出場で初の日本一に輝いた。3位は石岡来望くるみ(環太平洋大)と西條里奈子(龍谷大)。推薦選手として出場したパリ五輪48キロ級金メダリストの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)は3回戦で敗退した。

 最軽量級からの挑戦となった角田は3度目の出場で初めて2勝を挙げた。1回戦は判定、2回戦は体重76キロの選手から得意のともえ投げで有効のポイントを奪って優勢勝ち。ただ、3回戦で70キロ級の寺田宇多菜(JR東日本)を攻めきれず、旗判定で敗れた。「今までの中ではいい成績でも、すごく悔しい」と振り返り、今後については「引退してこの充実感を味わえなくなるのは寂しい。もう辞めますというよりは、自問自答して考えたい」と話した。

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