山崎武司氏が“コイツ人間じゃねえ”と認めた日本人4番打者「あんな内角さばけるわけない」
2025年4月21日(月)18時25分 スポーツニッポン
元中日の山本昌氏(59)と山崎武司氏(56)が東海テレビ公式チャンネル「ドラHOTpress」に出演。「4番」へのこだわり強い山崎氏が認めた日本人4番打者とは?
山崎氏は「僕は“4番目の打者”という言葉が大っ嫌い」と切り出した。
野村克也氏にも「野球はエースと4番だぞ」と叩き込まれたという。
「4番は“俺が引っ張っている”というプライドを持って打席に立ってほしい」と訴えた。
その山崎氏から見て、4番らしい4番打者は西武などで活躍したアレックス・カブレラ。そして「松中もエグかった」と現中日打撃統括コーチの松中信彦氏(51)を挙げた。
松中氏の全盛期を見ていた山崎氏は「こいつ人間じゃねえ。サイボーグだぞ」と思ったという。
「あんなインコースのボール球(人間には)さばけねえだろってずっと見ていた」と明かした。
山本昌氏も「インコースのさばきは凄かった。ボールの内側にバットを入れるとドライブせずにスライスでホームランになると言っていた。さすが平成唯一の三冠王」とその技術論に舌を巻いた。
山崎氏は真の4番打者への成長を待つ中日の後輩・石川昂弥への影響に期待する。
「技術はもちろんだけど、4番の振る舞いを昂弥は教わってほしい」と、松中氏からすべてを吸収することを求めた。