ド軍グラスノー 下肢のけいれんで緊急降板「何が原因かは分からない」も大事には至らず 救援陣に感謝
2025年4月21日(月)7時42分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース1−0レンジャーズ(2025年4月20日 アーリントン)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、敵地でのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。産休明け初戦で3打数無安打と「パパ1号」はお預けとなったが、決勝点につなげる四球を選び、チームの勝利に貢献した。
相手先発のマーレは今季3勝0敗、防御率0.92という難敵。特に左打者に対しては、試合前時点で28打数2安打、打率.071だった。その右腕に対し、大谷は5回までの3度の打席はいずれも凡退。それでも、0—0の8回だった。無死一塁の場面で日本ハム時代の同僚でもあったマーティンから、四球を選びチャンスを拡大。1死一、三塁からフリーマンの左犠飛での勝ち越し点を呼んだ。この1点を7投手の継投で守り切り、敵地で白星を奪った。
勝ち試合で気がかりだったのは、先発・グラスノーが5回途中で緊急降板したこと。球団発表では「下肢のけいれん」と診断された。以下、グラスノーと一問一答。
——今日の投球
「3回の初めから下半身全体が同じようにけいれんし、どんどんひどくなっていった。最初はストレッチをしていたが、その後、完全に固まってしまい、どうにもならなくなった。だから、投げ方を変えたが、いつもと違う感じだった」
——右足だけか
「両足だ」
——ブルペンの活躍は
「素晴らしかった。私を助け、チームを助けてくれた。早く降板するといい気分ではない。ブルペンの投手たちがすごい仕事をしてくれたことが助けになった」
——今の状態は
「今は大丈夫だ。水分補給ができたようだ。何が原因かはよく分からないが、今は大丈夫だと思う」
(取材・杉浦大介通信員)