【巨人】山崎伊織、球団記録の開幕からの連続無失点イニング「28」に並ぶも103球で降板
2025年4月23日(水)19時40分 スポーツ報知
4回1死満塁、ショートバウンドを止めた甲斐拓也にお礼を言う山崎伊織(カメラ・小林 泰斗)
◆JERA セ・リーグ 巨人—中日(23日・東京ドーム)
巨人は開幕から無失点で3戦3勝、23イニング連続無失点だった山崎伊織投手が先発。4回の1死満塁のピンチを迎えたが、無失点で切り抜けると5回も得点を許さず、2007年高橋尚成の開幕からの無失点イニングの球団記録「28」に並んだ。しかし、5回の打席で代打を送られ、103球、5回5安打無失点で降板となった。
山崎は1回2死から、ファウルで粘られ高橋周平内野手、細川成也外野手を連続で四球で歩かせたが、中田翔内野手を三ゴロに打ち取り、無失点。2回、3回は3者凡退に抑えた。
打線は3回1死から泉口友汰内野手が右翼線二塁打を放ち得点圏に進んだが、若林楽人外野手、吉川尚輝内野手はいずれも内野ゴロで得点ならず。
山崎は4回、先頭の高橋周平内野手に中前打、1死から中田翔内野手に左前打、板山祐太郎内野手にも中前打され、満塁のピンチを迎え、木下拓哉捕手を三ゴロで本塁封殺。なおも2死満塁だったが、柳裕也投手と投ゴロに仕留め、開幕からの無失点を27イニングに伸ばした。
5回は先頭の途中出場の山本泰寛内野手に左前打を許したが、岡林勇希外野手の三塁後方への打球は三塁・岡本和真内野手が好捕。ボスラー外野手は見逃し三振に打ち取ったが、高橋周平内野手に右前打され2死一、三塁とピンチを広げられたが、細川成也外野手を右飛に仕留め、この回も得点を許さなかった。
マウンドを降りた山崎は「初回から球数がかかってしまったのですが、ピンチも多い中、甲斐さんに声やジェスチャーで引っ張ってもらい、何とか0点に抑えることができました。この後はチームが勝てるようにベンチで応援します」とコメントした。