巨人・山崎伊織が5回無失点で降板 開幕28回連続無失点で球団タイ記録樹立 阿部監督が頭ポンポン

2025年4月23日(水)19時55分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人—中日(2025年4月23日 東京D)

 巨人の5年目右腕・山崎伊織投手(26)が23日の中日戦(東京D)で今季4度目の先発登板。再三ピンチを招きながらも5回5安打無失点と粘投し、開幕から28回連続無失点の球団タイ記録を樹立して降板した。0—0での降板のため、勝敗は付かない。

 開幕から3戦3勝で、23回連続無失点の防御率0.00で迎えた今季4度目のマウンド。初回から2四球を与えるなどこれまでにない立ち上がりとなったが、無失点で切り抜けた。

 相手先発右腕・柳との投げ合いで0—0のまま迎えた4回には高橋周、中田、板山と3安打を集中され1死満塁のピンチ。だが、木下をセーフティースクイズ失敗の末に三ゴロ、柳は投ゴロに仕留めてこの回も無失点に抑え、ベンチに下がる際には思わず苦笑いを浮かべる場面もあった。

 5回には山本、高橋周に2安打されて2死一、三塁と再びピンチを迎えたが、ここも細川を打ち取って無失点。初回と4回に28球ずつ投げるなど球数がかさみ5回で100球を超えたこともあって、ベンチに下がると阿部慎之助監督(46)が山崎のもとを訪れて肩を叩き、優しく頭をポンポン。ここで降板となった。

 投球内容は5回で打者22人に対して103球を投げ、5安打無失点。3三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は151キロだった。

 なお、山崎はこの日の5回無失点で2007年に高橋尚成が打ち立てた開幕28回連続無失点の球団記録に並んでいる。

 【2025年山崎伊織の投球内容】

4月2日 中日戦(バンテリンD)8回5安打無失点、7奪三振、1四球

4月9日 DeNA戦(横浜) 8回2安打無失点、6奪三振、無四球

4月16日 DeNA戦(東京D) 7回5安打無失点、10奪三振、無四球&1死球

4月23日 中日戦(東京D) 5回5安打無失点、3奪三振、2四球

 ▼山崎 初回から球数がかかってしまったのですが、ピンチも多いなか、甲斐さんに声やジェスチャーで引っ張ってもらい、何とか0点に抑えることができました。この後はチームが勝てるようにベンチで応援します。

スポーツニッポン

「無失点」をもっと詳しく

「無失点」のニュース

「無失点」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ