大谷翔平、真美子夫人の出産立ち会いから復帰3戦目 「1番・DH」のカブス戦で“パパ初安打”狙う

2025年4月24日(木)5時21分 スポーツ報知

◆米大リーグ カブス—ドジャース(23日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日)、敵地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場する。復帰3試合目で待望の“パパ初安打”が出るかどうか。高い修正力で何とか復調したいところだ。

 前日22日(同23日)の同戦では天敵・今永昇太投手(31)にまたしても苦戦を強いられた。2、5回に空振り三振を奪われるなど3打席で無安打。外角に大きく外れるスイーパーに手を出すなどタイミングが全く合っていなかった。対今永は初対戦から10打数無安打となった。10打席以上対戦してヒットが打てなかった投手は6人目となった。

 20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰してから、試合のなかった21日(同22日)を挟み、2試合で計7打数無安打4三振。2四球はともに得点に絡んでいるとはいえ、ロバーツ監督は「戻ってきてからはまだ(ボールが)以前のように見えていないように見える。今永との対戦ではあまりいいスイングをできていなかった。ちょっとバランスを崩してるのかも」と指摘した。

 真美子夫人(28)の出産に立ち会うため、18日(同19日)に産休制度「父親リスト」入りした大谷。19日(同20日)に長女誕生を発表し、同日夜にロサンゼルスからテキサスに移動してチームに合流。20日(同21日)に復帰と慌ただしい日程で疲れが残っていることは間違いないが、その上で指揮官は「彼は必ず調子を取り戻す。ここ数日は、少し集中し切れていないように見えるだけだ」と願いを込めた。

 この日のカ軍先発はM・ボイド投手(34)。大谷は通算12打数2安打の打率1割6分7厘、1本塁打、4三振。今季は4月11日(同12日)に対戦し、3打数無安打だった左腕だ。

 本調子とは言えない背番号17だが、試合前のふとした瞬間などは笑顔がよく見られる。この日の試合が終われば、本拠地・ロサンゼルスに戻って家族と再会できる。球場には敵地ながら「翔平パパおめでとう」などとお祝いボードを掲げたファンが駆けつけるなど、連日祝福ムードが漂っている。今カード最終戦で復帰後初ヒット、さらには待望の“パパ1号”で復活のきっかけをつかむ。

 また、カブスでは鈴木誠也外野手(30)が先発を外れ、代わって「3番・DH」にターナーが入った。

スポーツ報知

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