47歳の野中悠樹 26日に東洋太平洋&WBOアジアP統一王座戦 国内最高齢地域王者…大橋ジムの韓国興行で
2025年4月26日(土)15時25分 スポーツ報知
25日の前日計量をクリアした野中悠樹(右)とユン・ドクノ(大橋ジム提供)
◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック(P)&東洋太平洋スーパーミドル級(76・2キロ以下)王座統一戦12回戦 WBOアジアP王者ユン・ドクノ—東洋太平洋王者・野中悠樹(26日、韓国ソウル)
元WBC、WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)王者・大橋秀行会長の大橋プロモーションが主催する「フェニックスバトル・ソウル」は26日、韓国の首都ソウルの江南区で行われる。同興行は2022年11月に第1回興行が行われたが、今回のメインイベントでは東洋太平洋スーパーミドル級王者・野中悠樹(ミツキ)がWBOアジアパシフィック同級王者ユン・ドクノ(韓国)と王座統一戦を闘う。大橋ジムによると、25日には前日計量が行われ、いずれもパスしたという。
戦績は47歳の野中が38勝(11KO)12敗3分け、29歳のユンが9勝(7KO)2敗。
国内の地域王者では最高齢となる47歳の野中は元日本&東洋太平洋スーパーウエルター級(69・8キロ以下)、元東洋太平洋&WBOアジアPミドル級(72・5キロ以下)王者。昨年4月、元IBF世界ミドル級王者サム・ソリマン(オーストラリア)との王座決定戦を3—0判定で制し、地域タイトル獲得の国内最高齢記録を更新。東洋太平洋3階級制覇を達成した。
今回が初防衛戦となり、勝てばミドル級に続いて東洋太平洋、WBOアジアPの2階級統一王者となる。
セミファイナルではIBFインターナショナル・スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者決定戦10回戦(日本非公認)で東洋太平洋同級10位の韓亮昊(六島)とラミル・ロダ(フィリピン)が対戦する。戦績は27歳の韓が3戦3勝(2KO)、25歳のロダが7勝(4KO)1敗2分け。