高橋藍のバックアタックさく裂　サントリー崖っぷちから逆王手　ストレート勝ちで２７日第３戦へ

第１セット、スパイクを放つサントリー・高橋藍（カメラ・渡辺　了文）

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◆バレーボール　▼大同生命ＳＶリーグ　チャンピオンシップ準決勝第２日　サントリー　３　（２５—１６、２５—２０、２５—２３）　０　名古屋（２６日、Ａｓｕｅアリーナ大阪）

　初代王者を懸けたチャンピオンシップ（ＣＳ）準決勝は、男子でレギュラーシーズン（ＲＳ）２位のサントリーが同３位の名古屋に３—０のストレート勝ち。１勝１敗で２７日第３戦へともつれ込む形となった。

　第１セット、パリ五輪代表の高橋藍（らん）がバックアタックを決めると、そこから３連続得点でリードを広げた。１３—１９では兄の高橋塁もピンチサーバーで入り、最後は相手選手のサーブミスでセットを先取。第２セットは接戦のなか、アレクサンデル・シリフカのスパイクなどで流れを引き寄せ、４連続得点。藍のトスをムセルスキーが決めるコンビネーションも見せ、セットポイントを奪うと、相手のミスで２—０となった。第３セットは失点が重なり、追いかける展開もブレイクを重ね、１７—１７では藍のバックアタックが決まった。１８—１９からは３連続得点で先に２０点に到達。最後は相手のスパイクがネットに当たり、試合が決まった。サントリーは３—０でストレート勝ちを収め、１—１となった。

　◆チャンピオンシップ　２戦先勝制で行われ、１勝１敗の場合のみ３試合目を行う。ＲＳ上位６チームが進み、１位の大阪Ｂと２位のサントリーはシードで準決勝から臨んでいる。準々決勝と準決勝はＲＳで上位チームのホームゲームで行い、前週の準々決勝で３位の名古屋が６位の広島Ｔ、４位の愛知が同５位の東京ＧＢから２連勝し、準決勝に進んだ。決勝は５月３日に東京・有明アリーナ、同５、６日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。