J1清水4年ぶりの3連勝へ…MF宇野禅斗が青森山田OB対決に意欲…29日・アウェーFC東京戦
2025年4月26日(土)6時10分 スポーツ報知
今季初の3連勝に意欲を見せる清水・宇野(カメラ・武藤 瑞基)
J1清水エスパルスは25日、アウェー・FC東京戦(29日)に向け三保で一部非公開調整した。MF宇野禅斗(21)が青森山田OB対決を制して、J1では4年ぶりの3連勝に導く決意を示した。
清水の誇るボールハンターが、かつての仲間に牙をむく。相手MF安斎颯馬(22)は青森山田高時代の1学年先輩。「体が強いし、うまさもありながらハードワークもできる。サッカーIQが高い選手」。自身は高卒で町田(当時J2)入りし、安斎は早大在学中にFC東京とプロ契約。直接会うのは高校以来だという。「良くしてもらったので楽しみ」と笑ったが、ピッチ上で譲るつもりはない。
前節(20日)の福岡戦(3〇1)は両軍トップの走行距離11・879キロを記録。同じく10・785キロを走ったボランチの相棒、MFマテウスブエノと共に欠かせないピースとなっている。「効率良く意味のある走りが出せた。ブエノはいてほしいところにいてくれるし、通じ合っている」。助っ人とのコンビで再び中盤を制圧する構えだ。
公式戦8連戦を終えたばかりだが、29日から再び中3日、中2日の3連戦。「1つ目を勝つことで波に乗る」。先輩封じに一役買い、連勝街道のゴールデンウィークを過ごす。
(武藤 瑞基)