【リーグワン】埼玉は相次ぐポジション変更も対応力発揮 SHが2人同時出場、FLがWTBに入る場面も

2025年4月26日(土)20時41分 スポーツニッポン

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第16節 埼玉 27—21 BR東京(2025年4月26日 埼玉・熊谷ラグビー場)

 埼玉がBR東京を27—21(前半17—7)で下して13勝目を挙げ、総勝ち点64で首位を守った。

 前半16分、左ラインアウトからモールで押し込んでHO坂手淳史主将(31)のトライで埼玉が先制。同21分にはSO山沢京平(26)がペナルティーゴールを決めて3点を追加した。10—7で迎えた同32分、WTB竹山晃暉(28)が左の大外でトライ。17—7で後半に入ると、後半10分には途中出場のCTB谷山隼大(23)が中央を突破してリーグワン初トライを決めた。その後、3点差まで迫られ24—21で迎えた後半40分に相手のペナルティーを獲得。時間をいっぱいに使ってSO山沢がペナルティーゴールを成功させると同時にノーサイド。埼玉が接戦を制した。

 ポジションの一時的な変更が相次いだ複雑な試合。後半18分にはCTB谷山に代わってSH高城佑太(31)が入り、先発SHの小山大輝(30)はWTBにコンバートした。SHを本職とする選手が同時に2人ピッチに立つという異例の状況。さらに同24分にはWTB竹山が脳振とうの疑いで退き、FLを本職とする大西樹(29)がWTBに入る場面もあった。

 坂手主将は「各選手が複数のポジションを練習している。9番(SH)は全体をマネジメントするからいろいろなポジションを理解している」と対応できた理由を説明。FLの大西については「WTBは全く練習していないけど、バック3の細かいコミュニケーションで成り立っていた」と“アドリブ力”を評価した。

スポーツニッポン

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