井上尚弥、ラスベガス有名ホテルの自身の巨大広告前でファイティングポーズ…大橋秀行会長も渡米
2025年4月28日(月)15時49分 スポーツ報知
自身の広告をバックにポーズをとる井上尚弥(大橋ジム提供)
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥—ラモン・カルデナス(5月4日=日本時間5日、米国ネバダ州ラスベガス T—モバイル・アリーナ)
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=は27日(日本時間28日)、米ネバダ州ラスベガスで渡米後初のオフを過ごした。自身のSNSで「1 week to go」と決戦まであと1週間であることを報告。有名なカジノ・ホテル「MGMグランド」の壁面に掲げられた自身の巨大広告の前で記念撮影した写真も投稿した。
「怪物」の漢字とともに、井上が膝をついてポーズを決めている巨大広告は、試合のキービジュアル。写真は世界的ボクシングカメラマン・福田直樹氏が撮影したものだ。
また、大橋ジムの大橋秀行会長(60)はこの日、八重樫東、松本好二、佐久間史朗、北野良の各トレーナーとともに、大橋ジム第2陣として羽田空港からラスベガスへ出発。今回は総勢13人の「チーム井上」が現地で尚弥をサポートする。
大橋会長は、日本人選手がラスベガスの2万人規模の会場でメインを務めることに「子どもの頃から見ていたボクシングで、夢のようですね。以前ラスベガスでT—モバイル・アリーナの横を車で通った時に『すげえでかいな』と言っていた。そこでやれるんですから」と感慨深げに話した。
今回、井上の防衛戦のセミファイナルに登場するWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が、井上との対戦を希望していることを米メディアが報じた。大橋会長は「みんなそういう風に言ってくるのは当然だと思います。彼とも戦えば面白いし、そういった周りのチャンピオンと戦うっていうのは、これから井上の仕事だと思う」とし、「来年に大きな試合もあるので、1つ1つが勝負ですね」と来春にも計画されるWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)との東京ドーム決戦にも言及。「アメリカ、サウジアラビア、日本と、ビッグマッチになってくるんじゃないですかね」と話した。
戦績は、井上が29戦全勝(26KO)、カルデナスが26勝(14KO)1敗。
試合はPRIME VIDEOで独占ライブ配信される。