「いろんな人からの猛プッシュが」佐々木朗希が登場曲を変えたワケ
2025年4月28日(月)0時10分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース8—4パイレーツ(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
プレーボール被弾に悔しさをにじませた。ドジャース・佐々木朗希投手(23)は、初回初球、クルーズに、外角高め96・8マイル(約155・8キロ)の直球を捉えられた。「どれだけ球威があるかを確認する中で打たれてしまった」と反省。それでも5回2/3で自己最多93球を投げ、5安打3失点と試合は作った。
「ブルペンですごくよかった」と手応えのあった直球主体で、平均球速は前回より2キロほど速い96・1マイル(約154・7キロ)。最速は97・7マイル(約157・2キロ)で「いい軌道で投げられ、制球も思ったところにいっている」とうなずいた。
仲間の気遣いもあった。登場曲をDj Roderickの「Bailalo Rocky」に変更。「朗希」と似た「ロッキー」が連呼され同僚らが大爆笑した。「いろんな人からの猛プッシュがあった。『盛り上がる!』と言われて」と、満面の笑みだ。
“6度目の正直”での初白星は逃したが、野茂英雄は7試合目での初勝利から6戦連続白星を挙げ、トルネード旋風を巻き起こした。次回は5月3日(同4日)のブレーブス戦の見込み。「たくさん支えてもらっている。早く結果を残して少しずつ返していけたら」。恩返しの勝利に全力を注ぐ。