那須川天心、メキシコ人選手とスパー開始　世界前哨戦チケットは５月１日から販売開始

那須川天心

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◆プロボクシング「ＰＲＩＭＥ　ＶＩＤＥＯ　ＢＯＸＩＮＧ　１３」▽ＷＢＣ、ＩＢＦ世界バンタム級（５３・５キロ以下）王座統一戦１２回戦　ＷＢＣ同級王者・中谷潤人—ＩＢＦ同級王者・西田凌佑▽バンタム級１０回戦　那須川天心—ビクトル・サンティリャン▽ＷＢＯアジアパシフィック（Ｐ）同級王座決定戦１０回戦　坪井智也—バン・タオ・トラン（６月８日、東京・有明コロシアム）

　バンタム級の世界王座統一戦や前ＷＢＯアジアＰ同級王者・那須川天心（帝拳）の世界前哨戦などが行われる「ＰＲＩＭＥ　ＶＩＤＥＯ　ＢＯＸＩＮＧ　１３」の入場券の一般販売が５月１日午後６時から開始される。

　同興行では、ＷＢＣ世界バンタム級王者・中谷潤人（Ｍ・Ｔ）とＩＢＦ同級王者・西田凌佑（六島）の２団体王座統一戦をはじめ、ＷＢＣ世界同級１位・那須川天心が「世界前哨戦」としてＷＢＡ同級６位ビクトル・サンティリャン（ドミニカ共和国）とノンタイトル１０回戦を闘う。２１年世界選手権で日本人初の金メダルを獲得したＷＢＯアジアＰ同級２位・坪井智也（帝拳）は、那須川が返上したＷＢＯアジアＰ王座を同級１位・バン・タオ・トラン（ベトナム）と王座決定戦で対戦する。

　那須川は「ＴＥＡＭ　ＴＥＮＳＨＩＮ　ＳＥＡＴチケット」も５月１日午後６時から販売開始するが、自身のＳＮＳでは「前回の試合で更に期待して貰ってるのがわかります　勝てば世界タイトルマッチ　負ければ全てなくなる　毎試合大勝負です　良い物見せれるとおもいます　皆さん一緒に戦ってください　宿命を燃やします」（原文ママ）などと意欲を示している。

　現在、ＷＢＣ１位のほか、ＷＢＡ＆ＷＢＯ２位、ＩＢＦ４位と主要４団体全てで世界ランクの上位にいる那須川。次戦に向けては、２９日にメキシコから来日したパートナー相手にスパーリングを実施した。

　２７日に来日したパートナーは、元ＷＢＯ北米スーパーバンタム級王者で元ＩＢＯ同級王者でもあるエリック・ロブレス・アヤラ（１９戦１６勝１０ＫＯ３敗）と元ＷＢＣユース・スーパーフライ級（５２・１キロ以下）王者のホセ・ルイス・ラッセル（１６戦全勝１０ＫＯ）の２選手。サンティリャンはテクニックに定評のあるサウスポーだけに、プロ７戦目にして初めて対戦する左構えの選手対策を進めている。

　最初の実戦練習を終えた那須川は帝拳ジムのホームページで「ここから約１ケ月、しっかりと仕上げて更に強くなります！」などコメントしている。

　試合はＰｒｉｍｅ　Ｖｉｄｅｏで独占ライブ配信される。