【巨人】阿部監督、セ新記録の山崎伊織に「ゼロをずっと続けるのはなかなか難しいこと。素晴らしい記録」
2025年4月30日(水)21時6分 スポーツ報知
4勝目を挙げた山崎伊織(右)とタッチする阿部慎之助監督(カメラ・中島 傑)
◆JERA セ・リーグ 巨人2—0広島(30日・東京ドーム)
巨人の先発・山崎伊織投手が球団記録とセ・リーグ記録を更新する開幕から35イニング連続無失点の快投。7回5安打無失点6奪三振、112球で今季4勝目を挙げた。打線は広島の先発・大瀬良大地投手から6回に増田陸内野手が1年ぶりスタメン起用に応える2点二塁打を放ち、貴重な得点を挙げた。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
—山崎が今日も無失点
「本当に素晴らしいピッチングだったと思います」
—投手戦だった
「大瀬良くんも素晴らしい投球されていて、なかなかね、攻めあぐねたんですけど、本当に投手戦で1点勝負だなと思って見ていたので」
—山崎は4回と7回のピンチでも踏ん張った
「もう100点です。素晴らしいですし、最後は出し切って何とか抑えてね。むこうもたぶん勝負かけて坂倉くんと堂林くん出してきたと思うのでね。そこを抑えたので、中川とマルティネスにつなげたと思います」
—開幕35イニング無失点はセ・リーグ記録
「素晴らしい記録ですし、なかなかできるものじゃないと思いますけど。いつかは点取られますからね。そうなった時にどうするかっていうのがね、本人がどう切り替えられるか。ゼロをずっと続けるのはなかなか難しいことなのでね。素晴らしい記録です」
—増田陸がスタメン起用に応えて決勝打
「本当ね、素晴らしい一打で、ファームの時からずっと頑張っているのは見ていたのでね。こういう時に打てて、たぶん練習してて良かったなって思えたんじゃないですかね」
—9連戦は連勝スタート
「とにかく一戦必勝でね、9連戦長いですけど、とにかくまた明日切り替えてやっていきます」
—7回のピンチは山崎交代の考えは
「考えなかった。投げきってほしかったのでね」
—増田陸をスタメンで使った狙いは
「なんか大城さんが全然合ってなかったのでね昨日。思い切って増田陸を使ってみようと思っていってみました」
—2軍監督時代から見ている選手
「とにかく負けん気が強くてね、根性座ってるほうだと思うので。ああいう時にね。練習もたくさんする選手だし、やってて良かったなと思えたと思うし、もっと上を目指してやってほしいと思います」
—追い込まれてから打った一打
「何とか食らいついていったんでしょうから、そういうのを一打席でも多く今後もやってほしいと思います」
—4月終わって貯金4
「分が悪いところとかいろんなことがあるんですけど、総合的に貯金があるってことはみんなの頑張りだと思いますし、これをずっと続けていけばたくさんの貯金ができるので。なかなか難しいと思いますけど、今月は今月で素晴らしい月になったんじゃないかなと思います」