【巨人記録室】山崎伊織の月間35イニングで防御率0.00は2リーグ制以降最長
2025年5月1日(木)5時10分 スポーツ報知
7回1死一、二塁、代打・坂倉将吾を空振り三振に仕留め、雄叫びを上げる山崎伊織(カメラ・相川 和寛)
◆JERA セ・リーグ 巨人2—0広島(30日・東京ドーム)
山崎(巨)が開幕から35イニング無失点。連続イニング無失点のプロ野球記録並びにセ記録は、58年金田正一(国鉄)の64回1/3だが、開幕からでは、39年高橋敏(阪急)の38回1/3、21年平良海馬(西)の38回に次いで3番目。セでは63年中井悦雄(神)、23年村上頌樹(神)の31回を抜いて新記録を作った。
これで、4月は球団では昨年5月の戸郷以来の月間4勝。さらに、35回を無失点で月間防御率0.00。月間30イニング以上投げて、防御率0.00は、11人目(セ6人目)。そのうち、失点ゼロは5人目(セ4人目)になる。無失点での月間防御率0.00の最多イニングは、1リーグ時代の41年7月の野口二郎(大洋)の50回。山崎の35回はそれに次いで2番目のイニング数となり、50年の2リーグ制以降では、70年10月の村山実(神)の34回を上回り、最多イニングだ。
開幕からに関係なく、巨人投手の連続イニング無失点記録は、43年藤本英雄がマークした62回が最長。まずは、開幕からの連続イニング無失点のプロ野球記録を更新したい。(福山 智紀)