ヌートバー Wヘッダーで躍動 第1戦は5号で3連発演出 第2戦は初回四球で「歩く男」に次ぐMLB記録
2025年5月1日(木)10時20分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ カージナルス6—0レッズ(2025年4月30日 シンシナティ)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が30日(日本時間1日)、敵地でのレッズとのダブルヘッダー第1戦に「1番・右翼」で先発出場。9回にビクター・スコット外野手(24)、ヌートバー、メーシン・ウィン内野手(23)が3連発を放ち、6—0で快勝。チームの連敗を2で止めた。
スコットが1—0の9回2死一、二塁から2号3ランを放つと、ヌートバーも続いて5号ソロを放ち、2者連発。さらにウィンもこの日2本塁打目となる3号ソロで続き、3者連発でリードを一気に6点に広げた。この援護を受け、5回1/3を3安打無失点と好投した元巨人マイコラスが今季6度目の登板で初勝利を挙げた。
また、ダブルヘッダー第2戦には「1番・DH」として先発出場。初回に四球で出塁し、3、4月では通算11度目の初回先頭打者四球を選んだ。米メディアによると、開幕から4月までに初回の先頭四球11個は、1952年にナショナルズのエディ・ヨストが記録した12個に次ぐ大リーグ2番目の記録だという。ヨストは「TheWalkingMan(歩く男)」の異名を持ち、歴代11位の通算1614四球を選んだことでも知られる。
第2戦は3打数無安打に終わったが、四球で出塁した初回にコントレラスの3号3ランで生還して1得点。チームは9—1で快勝して2連勝を飾った。