カブス今永昇太、緊急降板 パイレーツ戦で好投も6回途中無失点で…足のけいれんが理由

2025年4月30日(水)9時37分 スポーツ報知

◆米大リーグ パイレーツ—カブス(29日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 カブスの今永昇太投手が、敵地のパイレーツ戦に先発し、5回まで無失点と好投していたが、6回先頭打者に二塁打を打たれたところで緊急降板した。監督、通訳らがベンチから出てきてしばらく話し、カウンセル監督が「交代しよう」とジェスチャーし、そのままベンチ裏に下がった。現地放送は、足のけいれんのためだったと伝えた。

 準備なく継投したパレンシアがその後を無失点で抑え、今永に失点はつかなかった。

 初回は3者凡退。2回は先頭打者に安打で出塁されたが、1死一塁から併殺にしとめた。3回、4回とも2死から安打を打たれたが無失点。5回には2死から初めて連打を浴びて一、二塁とされ、好調クルーズにこの日初の四球で満塁とされたが、続くレイノルズを見逃し三振にしとめ、無失点とした。

 打線は4回に鈴木誠也外野手が二塁打で出塁し、ケリーの7号2ランで先制。5回にもホーナーの二塁打の後にクローアームストロングが6号2ランで追加点を挙げ、今永をサポートした。

 今永は今季7度目の先発。これまでは2勝1敗。前回登板は22日、本拠でドジャースを迎え撃った。第1子が生まれたばかりの大谷翔平に対しては1安打3三振に抑えたが、初回にエドマンに3ランを被弾。パヘスとスミスにソロ弾を打たれ、今季ワーストの計3被弾。ワーストタイの5失点を喫したが、延長10回サヨナラ勝ちし、2敗目(2勝)はつかなかった。

 大谷の安打は当初、三失だったが、記録が内野安打に後日訂正された。これに伴い、今永の自責点が2から5に変わり、防御率が2・38から3・18に悪化した。

 今永は昨季、パ軍と2度対戦。5月の初対戦では7回4安打無失点で勝敗つかず。9月4日には7回無安打無失点で、継投ノーヒッターを達成。14イニング連続無失点だった。

スポーツ報知

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