ストロールとシロトキン、ウイリアムズF1の現状に関するマッサの意見に反論

2018年5月1日(火)7時30分 AUTOSPORT web

 ウイリアムズF1の低迷は、チームがスポンサー収入を最優先した結果だという最近のフェリペ・マッサのコメントに、ランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンが反論している。


 ウイリアムズは今年、ストロールとセルゲイ・シロトキンという、チームの歴史上最も経験の浅いラインアップを擁している。


 マッサはその決断が、今シーズンこれまでのチームの不調に直接影響を及ぼしていると考えているが、19歳のストロールは、元チームメイトであるマッサの意見は間違っていると主張する。


「彼が何を言おうとしているのか分からない。まず、フェリペはチームにいない。彼は去った。引退したんだ」とストロールは話した。


「昨年の僕の順位は、フェリペより少し後ろだっただけだよ。それに彼のことを参考にしていたんじゃない。自分自身を参考にしていたんだ」


「昨シーズン、マシンのパフォーマンスが出せていたときを見てみれば、たとえば中国GPで僕はQ3に残ったし、他のレースでも何度もポイントを獲得した。だから僕にはできないとか不可能だとか、そういう話ではない」


「現時点で純粋に問題となっているのは、競争が激しく良いレースが展開されているときに、僕らが13、14番手だということだ。昨年は余裕を持って何度もポイントを獲得できた。だから僕はそういう風に見ている」


 ロシア人ルーキーのシロトキンは、チーム外で他人が言ったり考えたりしてることは気にしないと語っているが、マッサのコメントは正確ではないと考えている。


「発言をたいして気にしてはいないが、あれは気分の良いコメントではない」とシロトキン。


「誰もが、経験不足や未熟なフィードバックなんかのことを聞いてくる。でも僕は経験上、レース経験の多さが、必ずしもより優れたフィードバックやマシンの理解に繋がるわけではないことに気づいている。そういうことではまったくないんだ」


「多くの例を目にしてきたからね」


 22歳のシロトキンが急速に学びを深めていることは明白だが、重要なのはすぐに適応できるドライバーの能力だと彼は主張する。


「僕たちの作業のやり方や、僕のチームへのフィードバックのやり方については、これ以上できることはないと思っている」


「どんな経験があろうが関係ない。肝心なのはエンジニアに返すフィードバックを、どれだけ早く明確にできるかだ」


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