【ヤクルト】山野辺翔の起用法は? 若手のさらなる刺激となるか 西武から内外野守れるユーティリティを金銭トレードで獲得
2025年5月1日(木)11時16分 ココカラネクスト

ヤクルトが西武から金銭トレードで山野辺を獲得した(C)産経新聞社
ヤクルトは5月1日、西武から山野辺翔内野手(30)を金銭トレードで獲得することを発表した。背番号は「37」に決まった。
俊足巧打の山野辺は神奈川の桐蔭学園高から桜美林大を経て社会人の三菱自動車岡崎へと進むと、2019年ドラフト3位で西武に入団した。
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内外野守れるユーティリティプレーヤーで、ここまで通算207試合に出場して打率.196、0本塁打、10打点、26盗塁の成績を挙げている。今季は5試合に出場して無安打となっている。
ヤクルトは主砲の村上宗隆が上半身のコンディション不良を再発し、正遊撃手の長岡秀樹も「右膝の後十字靭帯損傷」で離脱。さらに、塩見泰隆、丸山和郁ら負傷者が相次いでいる。緊急補強でリーグ最下位からの浮上を目指すことになる。
現在、村上が抜けた三塁は主に今季楽天からFA移籍してきた茂木栄五郎が守り、遊撃には長岡と同期の武岡龍世が就いて3試合連続安打を放つ活躍を見せている。
他にも赤羽由紘、伊藤琉偉ら若い選手の活躍も光る中、30歳の山野辺が若手のさらなる刺激となるか。上位進出を狙うチームでどんなプレーを見せてくれるか、起用法にも注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]