大阪M田中瑞稀主将「一番悔しかった」昨季の雪辱へ NEC川崎・金子監督は大谷翔平の名言に思い込める…SVリーグCS前日会見
2025年5月1日(木)15時56分 スポーツ報知
写真撮影に応じる(左から)大阪M・酒井大祐監督、田中瑞稀主将、NEC川崎・沢田由佳主将、金子隆行監督
◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ女子 チャンピオンシップ決勝前日練習 大阪M — NEC川崎(1日、東京・有明アリーナ)
初代女王を懸けたチャンピオンシップ(CS)女子決勝(2日〜4日、有明アリーナ)の前日会見が会場で行われ、レギュラーシーズン(RS)1位の大阪Mの田中瑞稀主将、酒井大祐監督、RS2位のNEC川崎の沢田由佳主将、金子隆行監督が出席した。
大一番を前に火花を散らした。大阪Mの田中は「去年の一発勝負で自分たちの力が出せなかった。ファイナルにピークを持って来られなかったのが一番悔しかった」と口を開くと、左隣にいるNEC川崎の沢田との間に置かれたトロフィーを見つめて言った。「すごく輝いている。自分たちの手で掲げたい」と雪辱を誓った。対するVリーグ2連覇中のNEC川崎・沢田も「3連覇もあるけど、まずは初代王者を取りたい。成長し続けて一丸となって頑張りたい」と力を込めた。
両監督は3歳差で現役時代からの旧知の仲。3歳先輩の大阪M・酒井監督は「闘将というイメージはあります。学生時代からそういう印象。スイッチが入りやすい」と熱い指揮をけん制。NEC川崎の金子監督も「まだ監督としての手腕はRSでも…まだまだ隠しているのではないか」と警戒。プロ野球メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平投手が、23年のワールド・ベースボール・クラシックで語り、話題となった「憧れるのをやめましょう」にかけて「憧れの先輩だけど、明日は憧れずにいきたいな」と闘志を燃やした。