パリ五輪代表・林琴奈「絶対に落としちゃダメだと」執念左足レシーブ! 大阪Mが3―0で先勝…SVリーグ女子決勝

2025年5月2日(金)21時15分 スポーツ報知

第2セット、スパイクを放つ大阪M・林琴奈(カメラ・岡野 将大)

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ女子 チャンピオンシップ決勝第1戦 大阪M 3—0 NEC川崎(2日、東京・有明アリーナ)

 チャンピオンシップ(CS)第1戦で、レギュラーシーズン1位の大阪Mが、同2位のNEC川崎に3—0で完勝。2戦先勝制でリーグ初代女王に王手をかけた。第1セット(S)の出だしから、8連続得点で流れをつかむと、パリ五輪代表のアウトサイドヒッター・林琴奈がチーム3位の11得点をマーク。第2Sの終盤に執念の左足でレシーブし、チームの得点につなげた。第2戦は3日に同会場で行う。

 試合後の取材に応じた林は快勝に「スタートから自分たちのバレーボールが出せたのは良かったし、集中力を切らさずにできました」と胸を張った。「(第2セットの粘りのプレーは)絶対に落としちゃダメだと思っていて。とっさに(左足が)出ました。いつもアップでこう(蹴る)やったりしているので、そういうのが役に立ったのかな」と笑顔で振り返った。

 大阪Mは前週の準決勝では第1戦で4位のデンソーに敗れ、崖っぷちからはい上がった。この日は鍛えてきたサーブで崩し、195センチの蓑輪幸、188センチのリセ・ファンヘッケの高さを生かし、今季RSでは日本人最多895得点の相手エース・佐藤淑乃の攻撃をブロックディフェンスで封じて完勝。林は「デミファイナルは1戦目に自分たちのいい状態で試合が出来ていなかったので。今日は強みのブロックディフェンスがハマっていたのと、粘り強く戦えたので良かった」と納得の表情だった。

 前身Vリーグの決勝で敗れた相手に先勝。3日の第2戦で2連勝すれば、昨秋に新しく開幕したリーグで初代女王に輝く。攻守の要は「昨季NECさんに負けて、今季またこの舞台で試合ができるのは自分たちにとってはチャンスを与えられたと思っている。自分たちの力で勝ち切らないといけない。もう一回集中して、絶対に勝ちに行きたい」とリベンジの思いをぶつける。

スポーツ報知

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