J1清水 反町康治GMが研修会でクラブの育成方針を再確認
2025年5月1日(木)7時22分 スポーツ報知
研修会を行った清水・反町GM
J1清水エスパルスは30日、サッカー事業本部研修会を静岡市内で行った。小学生〜高校生の下部組織指導者や強化担当者ら約40人が参加。反町康治GM(61)が「コーチに求められる資質と役割」をテーマに話した。自身の経験も踏まえて「勉強して知識や教養を深めること」「人間性、一貫性、公平性が大事」と語り、クラブの今後の育成方針を全体で再確認した。
昨年5月に就任した反町GMが始めたもので、今回が3度目の開催。「みんな向上心を持って取り組んでくれている」と目を細めた。この夏にはスペイン1部の強豪FCバルセロナのアカデミー指導経験者を招いての研修会も予定しているという。
GM就任後はユースにもフィジカルコーチをつけて、プレー強度を高めることを目指している。プレミア参入戦は2年連続で初戦敗退しており「個人とチームの強化を両立させてほしい」と期待した。トップについても「戦力として足りないところは見えている」と、今後の補強へ意欲を見せた。