幕下付け出しデビューの浦山が新弟子検査を受検 目標は同じ富山出身の朝乃山「自分も四つ相撲。前に出る相撲を」
2025年5月2日(金)18時23分 スポーツ報知
新弟子検査を受検した浦山(左)(カメラ・大西健太)
大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が2日、両国国技館で行われ、受検した幕下最下位格付け出しの資格を持つ浦山(音羽山)ら14人全員が、身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格が発表される。
近大出身で、昨年11月の全国学生相撲選手権で8強入りした浦山は184センチ、170キロを計測。検査を終え、「すでに部屋には入っていますけれど、改めて一からスタートするなと感じた」と実感を込めた。
2017年に亡くなった父の浦山英樹さんは、元大関で幕下・朝乃山(高砂)の富山商高時代の恩師だった。目標とする力士には、同じ富山出身の朝乃山の名前を挙げ「自分も四つ相撲なので。前に出る相撲を重視して考えながらやっている」と語った。
夏場所へ向けては「まずは勝ち越しを目指して、準備したい」と意気込んだ。