世界6位・張本美和は3回戦でアジア選手権女王と…世界卓球個人戦のドローが決定
2025年5月2日(金)13時16分 スポーツ報知
張本美和
卓球の世界選手権個人戦(18日開幕、カタール・ドーハ)の組み合わせが1日に発表され、女子で3種目に出場予定の張本美和(木下グループ)は、女子シングルス初戦で18年欧州選手権2位のマルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)と対戦することになった。世界ランク日本勢最高6位の16歳は、ともに勝ち上がれば3回戦で、昨年10月のアジア選手権決勝で敗れているパリ五輪混合ダブルス銀メダルのキム・グムヨン(北朝鮮)と当たる。
24年世界選手権団体戦に15歳で初出場し、銀メダル。個人戦は初出場となる。木原美悠と組む女子ダブルス、松島輝空(そら、木下グループ)と組む混合ダブルスにも出場する。
女子シングルスは世界ランク7位の早田ひな(日本生命)が初戦でアディナ・ディアコヌ(ルーマニア)と対戦。前回23年大会で58年ぶりに中国勢を倒しての銅メダルをつかんでいる。同8位で3種目に出場する大藤沙月(ミキハウス)がパウリナ・ベガ(チリ)、同9位の伊藤美誠(スターツ)はブリアナ・ブルゴス(プエルトリコ)、同18位の平野美宇(木下グループ)はサラ・デヌッテ(ルクセンブルク)との初戦に挑む。
男子シングルスで世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)は、同種目初戦でイム・ジョンフン(韓国)と対戦する。個人戦は13歳で初出場した17年から5度目。世界選手権個人戦でシングルス初のメダルに挑む。松島との男子ダブルスにも出場する。男子シングルスはパリ五輪代表の戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)、16年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルの吉村真晴(SCOグループ)、36歳の松平賢二(協和キリン)の5人が出場する。