スーパーGT恒例のGW決戦 キーパー・セルモが起死回生のポールを獲得して石浦が涙

2025年5月3日(土)18時19分 スポーツ報知

GT500クラス予選1位通過を決めたTGR TEAM KeePer CERUMO(カメラ・橋口 真)

 自動車レースのスーパーGT第2戦の公式予選が3日、富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で行われた。

 GT500は開幕戦(岡山)で2台のマシンを巻き込むクラッシュを引き起こして痛恨のリタイアを喫したキーパー・セルモGRスープラ(石浦宏明、大湯都史樹組)がノックアウト方式のQ2で1分26秒093のベストラップをマーク。開幕戦の雪辱を晴らすポールポジションを獲得した。

 マイクを向けられた石浦は目に涙を浮かべた。「自分のことよりも、メカが頑張ってくれたので、こういう結果を得ることができた。感謝の気持ちで一杯です。同時に明日、一緒に喜びを味わいたいと思ったら…」と涙の訳を明かした。

 開幕戦のクラッシュでマシンは大きなダメージを負った。まさに一から作り直す状態で、作業はレース直前まで続いたという。立川祐路監督の「今日のヒーローはメカニックです」という言葉にも力がこもっていた。

 GT300はDステーション・バンテージGT3(藤井誠暢、C・ファグ組)がポールポジションを獲得した。

スポーツ報知

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